誰でもわかる!音楽理論

1. 音階とは?

さて、「音階」を学ぶ前に、「音程」はお解かりですか?
この項目(音階)では、音程で学んだ「度」に触れながら説明していきます。
(まだの方は項目『音程』を参照してください。)

「音階(スケール)」と聞いて「???」ときましたか?
音階とはその名のとおり音の階段です。説明全体を通してなんとなーくイメージしましょう。
ピアノの鍵盤を見てください。
表1
鍵盤の左の印から順にドレミファソラシド(白鍵のみ)
表1の印で示されたように、1オクターブの中に12個の音が存在します。
(白丸はちょうど1オクターブ)

普段よく聞く音楽はこの中の音すべてを使っている様に思うかも知れませんが、実は全部の音なんて使っていないんです。もちろん10曲くらいあれば、10曲で全部の音を使っているかも知れませんが、例えばあなたの好きな曲を1つなんでも良いのでイメージして下さい。

おそらく、あなたが思い描いた曲はこの12個の音の中7個を中心に作られているのではないでしょうか。・・・・なぜかって?・・・どうしてかって??

そういうもんなんです!!

もちろん、そうじゃないモノもあるのですが、例えば皆さんの知っている楽器でいえば、ピアノ、ギター、ベース、バイオリン、チェロなどを使っている曲は12音の中の7音を使って出来ているはすです。

じゃあ、その7個ってどれよ??・・・ってなりますよね?

じゃあ、それを学んでいきましょー!!って言うことで、それを学んでいくのが『音階(スケール)』なのです。

なんとなくイメージできましたか?
次回は音階を学ぶ前の予備知識として・・・・。