誰でもわかる!音楽理論

2. 長三和音(メジャートライアド)

長三和音は 基準となる音の上に長3度と完全5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)

この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に長3度上の音 「ミ」 を足します。(下図)

さらに基準音(ルート)の完全5度上の 「ソ」 を足します。(下図)

これで長三和音の完成です。
ルート + 長3度 + 完全5度 = 長三和音   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 C 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。

見本2
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)

さて次はお解かりでしょうか?
この音の上に音を乗せて下さい。長3度ですよ。

さらに完全5度上の音を乗せると・・・・・

出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 長3度 +完全5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 E 」 です。
長三和音のコードネームはルートの音で表します。
次回は短三和音です。

※下記はコードの検索ができます。
実際のコードを知りたい方はピアノコード検索をご利用下さい。