誰でもわかる!音楽理論

15. 「短・長」の中で使われる「減」と「増」

「短」と「長」は2度・3度・6度・7度で使われました。それぞれ見て行きましょう。


「短・長」の中で使われる「減」と「増」


・下図の青文字(臨時記号のないもの)は今までにやってきた短音程です。
楽譜の左から減2度・短2度・長2度・増2度
楽譜の左から減3度・短3度・長3度・贈3度
楽譜の左から減6度・短6度・長6度・増6度
楽譜の左から減7度・短7度・長7度・増7度
上記のように、
「短」から半音狭めたものが減音程となり、
「短」から半音広げたものが長音程となり、
さらに半音広げたものが増音程となります。



・下図の青文字(臨時記号のないもの)が今までにやってきた長音程です。
楽譜の左から減2度・短2度・長2度・増2度
楽譜の左から減3度・短3度・長3度・贈3度
楽譜の左から減6度・短6度・長6度・増6度
楽譜の左から減7度・短7度・長7度・増7度
上記のように、
「長」から半音狭めたものが短音程となり、
さらに半音狭めたものが減音程となります。
また、「長」から半音広げたものが増音程となります。



「短」「長」は同じグループとして考えて下さい。
全体的なイメージとしては下図のようになります。図のように半音ごとに「重減→減→完全→増→重増」となる
「減」からさらに半音狭めたものは「重減」(完全からダブルフラットbb)
「増」からさらに半音広げたものは「重増」(完全からダブルシャープ##)

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