誰でもわかる!音楽理論

13. 本サイトと階名について

「長音階」と「短音階」の3つ、を学んできましたが、たいていの曲(クラシックやみなさんがよく聞くポピュラーな曲)はこれらで出来ています。
これら以外にも音階はありますが、国やジャンルによって特定されてしまいます。
「長音階」「短音階」は、国やジャンルにとらわれることなく幅広く使えるので、まずこの2つを覚え、「コード」「和声」に行き、そこまで行った後、これら以外の音階も覚えていけば良いのではないでしょうか?


・・・という事で、一段落つきたいとこなのですが、階名について後もう少し。


本ブログと階名

「長音階」「短音階」それぞれで、階名にも少し触れてきましたが、理解できたでしょうか?
おさらいをしましょう。
「各調の主音が何の音でも常に「ド」と読む」これが階名でした。
(この事を「移動ド」と言ったりします)


このサイトでは、「長音階」も「短音階」も主音を「ド」として書いてきましたが、違う考えも幾つかあるのです・・・・。はじめの説明の時にも言いましたが、ややこしいのです。
このサイトで一から学ばれている方は階名という存在だけ知って、後は素通りしてください。
(存在は知っておかないと、別の書籍を見たときに混乱してしまします)


「ⅰ、ⅱ・・・・・ⅶ」の表記については是非使ってください。
こちらは、長音階、短音階で大文字の「Ⅰ、Ⅱ、・・・・Ⅶ」を使い分けたり、分けなかったりしますが、混乱はしないでしょう。(本サイトでは、長音階、短音階とわず常に小文字で表記しました)


*備考
階名について:
本サイトでは常に主音を「ド」として書いていますが、『長音階の主音は「ド」』、『短音階の主音は「ラ」』とするのが一般的。

~ 終了 ~

これで、「音階の基本」は終了です。
音程と同様に音階についても慣れておかなければいけません。
また、「音階の色々な関係」に進むのは慣れてからの方が良いでしょう。
次の項目「コードのしくみ」に進み、その間に慣れる様にしましょう。