誰でもわかる!音楽理論


24. 調号と主音の関係〜短調編2〜

前回は、完全5度(上)に行くときの調号の変化を見てきました。

今回はその逆の「完全5度(下)」に行くときの調号の変化です。
やっぱりスタートはイ短調から

左上の「調号なんもなし」から右下の「調号bが7つ」まで、
【イ短調(Am)】⇒【二短調(Dm)】⇒【ト短調(Gm)】⇒【ハ短調(Cm)】⇒【ヘ短調(Fm)】⇒【変ロ短調(Bbm)】⇒【変ホ短調(Ebm)】【変イ短調(Abm)】

ということで

調号の覚え方(4)

・完全5度(下)の音階に行くにしたがって調号「b」が1つずつ増えていく
(・完全4度(上)の音階に行くにしたがって調号「b」が1つずつ増えていく)
・・・・と言うことになります。

《短調の時も、長調の時も全く一緒!》
完全5度 (上)へ行くと# (下)へいくとb
こうやって覚えておけば頭の中で考えるだけで、どの調号がいくつ付くか割出すことができます。
やはり慣れは必要なので音階ドリルでどんどん慣れておきましょう。