誰でもわかる!音楽理論

2. 和声/コード進行は縦のつながり

前回の「和声とは(コード進行とは)」で簡単に和声・コード進行では何をやるのかを書きました。今回はもう少し具体的に見ていきましょう。

和声/コード進行をやって行くにあたって、意識してほしい所があります。
それは、『縦のつながり』です。

例えば下記のようなメロディーがあったとします。

和声・コード進行(縦のつながり)
さて、メロディーだけでは寂しいと思いませんか?
寂しいと思ったらもう少し音を足して見ましょう!

・・・・・と言っても何でもいいから音を足せば良いと言うものではないです。
そこで気を付けてほしいのが「縦のつながり」。
楽譜で見てみるとこんな感じ↓

赤い矢印のように、メロディーにどのような音を付け加えるのか、または逆にベース音にどのようなメロディーを付けるのか、どのような音を足せば良いのかを常に気にて下さい。いわゆるハーモニーと言うやつです。ハーモニーと言うくらいですから、実際に音を出してどんな響きなのかを感じながら見て行くとわかり易いでしょう。

過去に学んだことを踏まえて言えば、
【メロディー(旋律)に対してどのコードを付けるのか】
・・・を考えるということです。
(ちなみに上図では先頭にはコードで言うと「C」をつけてみました)
「コードのしくみを理解している」と言う事の重要さはここにあるのです。
(不安なかたは「コードのしくみ」参照

と、言うことで・・・
これから学んで行くにあたってのポイント「縦のつながり」を覚えておいて下さい。

では次回はもう一つのポイントを・・・。