誰でもわかる!音楽理論

4. メロディーにコードをつける

では実際にメロディーにコードを付けて見ましょう。

メロディーにコードを付ける場合、1つの音に対してつける事のできるコードというのは大抵の場合は複数あります。その複数ある中からあなたの好みでどのコードを選ぶのか・・・と言う事になります。

今回は【どの音にどのコードをつける事が出来るのか】を見てみましょう。
ここでまず考えることは、『メロディーはコードの一部である』・・・と言う事です。

例えば、コード=Cはその構成音(ド・ミ・ソ)で出来ているハーモニー(和音)です。なのでメロディーもその構成音で出来ているとハーモニーにマッチする。似合うという考え方です。
実際に楽譜で見てみましょう!

例えば、ハ長調の曲でメロディーに下記のように「ミ」の音が使われていたとします。

「ミ」にコードをつけて見ましょう。
①ハ長調の中で使われる7つの和音を選出します。 (わからない人は『音階とコード』参照)

②この中から構成音に「ミ」を含むものを選出します。
「ミ」を含むものは<CとEmとAm>と言う事になります。
これが「ミ」につける事の出来るコードとなります。(下記)

③この3つのコードからあなたの好みや曲の雰囲気に合うものを選ぶ。
・・・・・という感じになります。
③に関しては前のコードやこの後のコードなどの横のつながりによって選んで行くことにもなります。

次回に続く・・・。