誰でもわかる!音楽理論

5. メロディーにコードをつける(短調編)

前回の『メロディーにコードをつける』ではハ長調の「ミ」につける事の出来るコードを見てみましたが、今回はもう一つ例題を見てみましょう。

今回の例題は【ハ短調】の「ド」につける事のできるコード(和音)です。(下記)

短調であってもやることは前回と一緒!

①ハ短調の中で使われる7つのコード(和音)を選出します。(下記)
(わからない人は『音階とコードの三和音(短調編)』を参照)

②この7つの和音から「ド」を構成音に含むものを選出します。
「ド」を含むものは<CmとFmとAb>が構成音にドがありますね。

③この3つの和音からあなたの好みの響きや、前後のコードの関係から1つに絞る。
コードというものは無数にありますが、その中から3つまで絞りこむ事ができました。
ここまでくれば耳を頼りに1つを選んでも良いし、この後に学んでいく事(和声/コード進行)を元に1つを選んでも良いでしょう。

メロディーがどんな音であっても①~③の作業は変わりません。
メロディーの1つ1つの音にどんなコードをつける事が出来るのかを常に意識し慣れておきましょう。慣れるためには練習問題もやってみて下さい。